A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

2012-01-01から1年間の記事一覧

Mayer-Pinto, M., Underwood, A.J., Tolhurst, T., Coleman, R.A., 2010. Effects of metals on aquatic assemblages: What do we really know? Journal of Experimental Marine Biology and Ecology 391, 1-9. (いや,もちろん非常に慎重な正論ではあるの…

Sheldon AL. 2012. Possible climate-induced shift of stoneflies in a southern Appalachian catchment. Freshw Sci 31:765-774. こちらでは,JNABというか,Freshwater Scienceが読める。Steveがつぶやいてたやつだけど,カワゲラの2種の在不在データをも…

今日は9月11日なわけだけど,特にボクの周りでは…。という印象。 というか,ほんとにこっちの人は17時には帰る。すごいなぁ。今日は,ジャスティンの家にあるリンゴの木からリンゴをとりまくって(といっても,ボクはほとんど見てただけですが),アップルジ…

Allen, H.E., Hall, R.H., Brisbin, T.D., 1980. Metal Speciation - Effects on Aquatic Toxicity. Environmental Science & Technology 14, 441-443. ボクが生まれる前だけど,藻類だとかなり前から金属の生物利用(摂取)可能性の重要性は言われてたんで…

あと,同志社大学の中谷内先生*1のところに,Cardiff大学の環境心理学者のPoortingaさんという人が来るみたいです(リスク学会メーリス情報)。これも楽しそうです。「ちなみ〜」なんかもあって紹介文が秀逸です*2。 同志社大学心理学部では環境心理学者のPo…

第12回有機化学物質研究会

化学物質による環境中生物への影響評価−遺伝子から生態系まで− 11月1日(木曜日)に上記のセミナーがあるようです。こちらも楽しそうです。プログラムはこちらにありますが,KSWDさんのタイトルがまたやばい*1。五箇さんがメソコスムをどう活かそうとしてい…

「安全のためのリスク評価入門」

いくつかおもしろうそうなものの宣伝。静岡県立大学で,9月29日(土)〜30日(日)に集中講義形式のリスク評価の講習会「安全のためのリスク評価入門」が開かれるようです。有料のようですが,出演者はボクの好きな人たちばかりです。(詳細はこちら) 講義…

最近聴いている音楽

NISENNENMONDAI LIVE!!!アーティスト: にせんねんもんだい出版社/メーカー: bijin record発売日: 2011/06/03メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見るにせんねんもんだい。間違いなくよい。ギターの人の感じタイプです,多分。珍しく,…

実験に使うトレイの状態を見に,なんとかクリークへ*1。水量が減っていたらしくPeteが気にしてたけど,問題なし。自作だと思うけど,大変シンプルな仕組みではあります。後はどう実験計画を組むかですかね。すぐ近くは元鉱山で,その跡地にCASINOができてて…

Manel, S., Dias, J.M., Ormerod, S.J., 1999. Comparing discriminant analysis, neural networks and logistic regression for predicting species distributions: a case study with a Himalayan river bird. Ecological Modelling 120, 337-347. 判別分…

Fish, Wildlife and Conservation Biologyの修士,博士,ポスドク,ファカルティが集まる会に参加してきた。話相手がいないから,どうしようかと思ったけど,ちょうどテーブルに座ったら,Fauchさんと日本人の奥さんを持つ博士学生*1だったので,大変助かり…

Balistrieri, L.S., Blank, R.G., 2008. Dissolved and labile concentrations of Cd, Cu, Pb, and Zn in the South Fork Coeur d'Alene River, Idaho: Comparisons among chemical equilibrium models and implications for biotic ligand models. Applied …

Craven AM, Aiken GR, Ryan JN. 2012. Copper(II) binding by dissolved organic matter: Importance of the copper-to-dissolved organic matter ratio and implications for the biotic ligand model. Environ Sci Technol. トラビスに教えてもらった論文…

いつも聞くんだけど,今日スーパーのレジのおにいさんに言われて,最初聞き取れなくて,変な顔された言葉,「how's it going」。「調子はどう?」あるいはもはや「こんちは」くらいの意味だと思うのですが,いやはや,これが挨拶だと思えばいいのですが,ボ…

こちらにきて,もう2週間です。こちらの印象は結構サバサバしているのか,がっつりなのかよくわからないっという感じ。研究室のゼミというものはなさそうで,毎週金曜にDepartmentのセミナーがあって,その後にFACという呑み会がある感じ。Departmentの長の…

徐々に実験の話やこちらでやる予定にしていた研究に手を付けるようになってきました。まだなんにもですが,カーディフに居てEdに会いにいったことと先日のブリュッセルの会議に出た意義はかなり大きい気がします。特に後者はかなりピンポイントで,出てなか…

元気です。昨日は,Travisのとこに来たChrisとかとご飯を食べたりしました。とかっこよく言っていますが,話をどれくらい理解できたかは不明です。オバマの話とか,金属の話とか,まぁ色々。結構やることが微妙にかぶっているのですが,アプローチは多少違う…

Google Voiceを使うと,こちらの電話番号がゲットできる。ということに今日気づいた。ということで,さっそくゲット。しかも,ソフトを使えばアメリカやカナダにただ電話かけられるみたい*1。すごい世の中だなぁ。多分電話を多用することにはならないだろう…

昨日は,Pete*1に連れて行ってもらい,かなり上流に虫のサンプリングのお手伝い。HESSサンプラーというものを初めて使いましたが,まぁサーバーネットを使って区画でサンプリングするのと同じ感じですかね。上部に囲いがあるので,礫をごしごししたりするの…

昨日(22日)は,ボスの講義に出席。学部生向けだし,基礎的なことしか話さないから,どうかなぁって言ってたけど,楽しかったです。ポパーの反証可能性*1とか科学哲学っぽい話と,科学の方法の歴史。すごく体系的にまとまっているという感じではなかったけ…

水生生物保全のための水質環境基準として,ノニルフェノールが加わったようです。 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15592

読了したので場所を移してみました。緑の水利権 (武蔵野大学シリーズ9)作者: 野田浩二出版社/メーカー: 武蔵野大学出版会発売日: 2011/01/30メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログを見る某勉強会で頂いた本(野田さま,ありがとうございます)…

残念だったのは,Poffさんがサバティカルでいないとのこと。うーむ,結構あついと思ったのに,タイミングを逃したか。とりあえず,「あなたの大学にしばらくいるので,お会いできそうな時があったら教えてください。」という感じのメールを送ってみた。

ちょっと個人的に衝撃だったので,簡単にメモ。生態毒性などを意識して環境中の金属を測っている人にとって,DGTはとっても有名ですが(最初の論文はNatureに載っていたことは今更ながら知りましたが),カーディフ大に滞在していたときにEdのところでポスド…

こちらは,日本で読み切らずに持ってきた本(移動中に読了)。どういう経緯でこれを読んだか,分かる人にはすぐ分かりそうですが…。確かにおもしろいです。世の中に溢れている常套句をばっさり切っていくというのも興味をそそこられますし,関東平野が氾濫原…

元来引きこもりなボクは引きこもっています。本なんて一ヶ月くらいかけて少しずつ読むたちななのに,YMNKさんから借りた『こころ』をあっという間に読了してしまった。多分,読んだの2回目で,小学生時分にやっていた公文式の国語で読んだのも覚えている。相…

ミーハーといわれようと構いません。ボクが最初に加賀谷先生に勧められて読んだ論文。川虫の存在すらちゃんと認識していなくて,ほんとに読むのに苦労した記憶がある(英語もわからんかったし)。サインしてもらった。

とりあえず,無事にコロラド州立大学に到着し,ネット環境もゲットしました。半パンだと今日はちょっと寒いくらいです。 カーディフの時は,途中から虫同定部屋が居室でしたが,こちらではちゃんとした居室*1がもらえそうです。でもここでの作業のメインは実…

マクロ生態学。今更ながら,眺めて見ました。とりあえず,種の起源をアメリカに持って行きますかね。。いずれの論文もここからダウンロード可能です。自分では,まったく意識してなかったけど,最近出た魚類種数と流況の話も,Steveと書いた金属の話も,いず…

先日のリスク評価勉強会。KOのFJIさんが大変素敵だということを今更気づきました。なんか落ち着いたというか,優しいしゃべり方がITさんみたい(でいて,すごく深い)。勉強会*1も呑み会も楽しかったです。ありがとうございます。 *1:最初のはボク的にはそん…