A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

元来引きこもりなボクは引きこもっています。本なんて一ヶ月くらいかけて少しずつ読むたちななのに,YMNKさんから借りた『こころ』をあっという間に読了してしまった。多分,読んだの2回目で,小学生時分にやっていた公文式の国語で読んだのも覚えている。相変わらずうまく言葉では表現できませんが,先生の奥さんへのすさまじい愛とか人間くささとか,生々しさとか,引き込まれて,圧倒され,しばしぼーっとさせられます。そういうの自体,これが1915年に発表されたとは思えないくらい,古くささは感じません(もちろん,時代背景は古いですが)。なんとなくコンテポラリーアートっぽい感じも受けたような。。ボクなら,全部奥さん(妻)に打ち明けてしまいそうとか思ったり。とにかく大変良かったです。お薦め*1

こゝろ (角川文庫)

こゝろ (角川文庫)

*1:死ぬ前に読め