元来引きこもりなボクは引きこもっています。本なんて一ヶ月くらいかけて少しずつ読むたちななのに,YMNKさんから借りた『こころ』をあっという間に読了してしまった。多分,読んだの2回目で,小学生時分にやっていた公文式の国語で読んだのも覚えている。相変わらずうまく言葉では表現できませんが,先生の奥さんへのすさまじい愛とか人間くささとか,生々しさとか,引き込まれて,圧倒され,しばしぼーっとさせられます。そういうの自体,これが1915年に発表されたとは思えないくらい,古くささは感じません(もちろん,時代背景は古いですが)。なんとなくコンテポラリーアートっぽい感じも受けたような。。ボクなら,全部奥さん(妻)に打ち明けてしまいそうとか思ったり。とにかく大変良かったです。お薦め*1。
- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/05/10
- メディア: 文庫
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*1:死ぬ前に読め