A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Craven AM, Aiken GR, Ryan JN. 2012. Copper(II) binding by dissolved organic matter: Importance of the copper-to-dissolved organic matter ratio and implications for the biotic ligand model. Environ Sci Technol.

トラビスに教えてもらった論文。なにやら,DOMとCuの比で,Cuの吸着係数が変わるので,それを考慮した方がいいよ,という論文。これを考慮しないと,Cu濃度が高いときはBLMで推定したフリーイオン濃度を過小評価し,低いときは過大評価する傾向があるということらしい。あまり自信ないです。ちょっとChemistryすぎてマテメソはとばし読みしたりしていますので,とりあえずおおざっぱなimplicationだけ拾った感じです。この論文のBLMの使い方(表現の仕方)がよく分からない*1。化学ならと思った節もありましたが,依然,ほんとよく分かってないことが多いんですねぇ。

*1:フリーイオン濃度を推定するのは本来のBLMっぽくないと思うんだけど,BLMのソフトを使ったということなのかもしれません