A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ショートカット作者: 柴崎友香出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/04/17メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (53件) を見る所属大学の図書館にあった本。まぁ一般的な本はほとんど置いてないだけど,結構セレクションの理…

probitかlogitか,logがそのままか?

Joeとのメールコラボ研究で気になったことをメモ。LC50とかの推定ではほとんど違いは見えないんだけど,結構ややこしいことに,そういうのでデータ解析の解釈が結構ガラッと変わってしまうデータに出会ってしまった。いやぁ,単に濃度反応関係を描くだけなの…

Ritz C (2010) Toward a unified approach to dose-response modeling in ecotoxicology. Environmental Toxicology and Chemistry, 29: 220–229 Rのpackage(drm)を作ったRitzさんのdrm紹介論文(では直接はないですが,まぁそういうことだと思います)。二…

McGarvey DJ (2008) Tap into the law review literature - or better yet, submit an article! Frontiers in Ecology and the Environment, 6: 217-218 MacGarveyさんの「自然科学者はLaw reviewを書いて成果を政策決定?にももっと積極的に関わりしましょ…

基準値のからくり (ブルーバックス)作者: 村上道夫,永井孝志,小野恭子,岸本充生出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/06/20メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る別に時間がかかったわけではないですが,やっと読了しました。多くはなんとなく聞…

Leland HV, Fend SV, Dudley TL, Carter JL (1989) Effects of copper on species composition of benthic insects in a Sierra Nevada, California, stream. Freshwater Biology, 21: 163-179 銅を川にまいた野外実験。Research Gate経由でCarterさんが送っ…

二項分布をfamilyとするGLMで確率が0%や100%はモデル予測に使われていないのか?という素朴な疑問(例えば,応答変数が生存率だった場合,10匹中0匹生き残ったとか,10匹とも生き残ったという状況)。logit変換の式を見ると,確率pが1または0の時は分母が0に…

Bundschuh M (2014) The Challenge: Chemical and ecotoxicological characterization of wastewater treatment plant effluents. Environmental Toxicology and Chemistry, 33: 2407-2407 最近,IEAMのLearned Discourses化してきている?ET&C Perspectives…

Iwasaki Y., Kamo M. and Naito W. (accepted) Testing an application of a biotic ligand model to predict acute toxicity of metal mixtures to rainbow trout. Environmental Toxicology and Chemistry. 内藤さんに連れて行ってもらった,2011年(確か5…

水危機 ほんとうの話 (新潮選書)作者: 沖大幹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/06/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る沖さん*1は個人的にとっても良い感じで,好きなのですが,この本はちと根気がいります。サインをも…

あまり読まないけど,比較的IFの高い某ジャーナルの査読をしたのですが,メモとして。Backhausさんのブログっぽいあまり出来の良くない原稿だったので,読む気力もあまり出ず*1,さてこれどうしようかと思い,初めてreject判断にしました。あまりよく書けて…

敢えてこの日で,こっそり更新しておく。某所属へのメモ: まず,PDの給料はあげた方がいい。これはたぶんJKの給料もあげたほうがいい。じゃないと,若手がわざわざ寄りつかないです。これは本当にシリアスだと思う。もちろん,そういう方針ならいいと思いま…