A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

2010-01-01から1年間の記事一覧

SETACでよくRの統計レクチャーをしている人のもっときちんとした統計を使おうよ,という話。NOECへの批判で,すっぽり頭の中から抜けていたけど,確かにαの値を変えるとNOECは変わりうる。Membership currently stands at one.なんてところがステキ。この人…

「化学物質のストレスえころじー」というシンポを個体群生態学会で行います。よろしければ,是非ご参加下さい。詳細はこちら。 無事終了しました。ご参加頂いた皆さま,ありがとうございました。反省することが多々あるけど,個人的にはある程度満足(控えめ…

ちぇるふぃっちゅで使われているのを知って以来,こっそりTortoiseブーム。蓮沼さんもカバーされている。Standardsアーティスト: Tortoise出版社/メーカー: Warp発売日: 2001/02/20メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (32件) を見る

こんな講演会もあります。よろしければ。以下,jeconetに流れたメールの転載。 横浜国立大学、大野・酒井・森研究室D3の古川と申します。 生態リスクCOEの第54回公開講演会(第18回つどいとの共催)の開催をお知らせいたします。 今回は、東北大COEフェロー…

音楽からとんでみる2に出てたにせんねんもんだいろくおんアーティスト: にせんねんもんだい出版社/メーカー: インディペンデントレーベル発売日: 2006/04/27メディア: CD購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (32件) を見るあと,あんまり気づいてな…

折れ線回帰は色んな意味で便利なんだけど,データがいまいちだと,折れるところ(分岐点)によって,局所解が沢山出てきてしまって,いけてるパラメータセットをうまく抽出できないことがある。これは,特にブートストラップとかして,パラメータの信頼区間…

メールで来てたSETAC GLOBEを読む。more ecology in RAとか,複合影響に関する言及がある。読んだら,来年のミラノのSETACに行きたいとさらに思うようになった。今回のネタで早く発表したい。それまでに,色々やるべきことはある。やっぱ課題は生物利用可能…

環境毒性学会終了。今までになく,色々議論させてもらったような気がします。ありがとうございます。正直に言って,意外に楽しかったです*1。(非公式?)ポスター賞ももらえました。こちらもありがとうございます。 *1:知り合いが結構居たというのもあるか…

インターナショナル・ショーケース2010というイベントの動画がYoutubeで公開されています。山縣太一のライン京急も! 個人的には,柴幸男「ままごと」が良かった。こういう作業っておもしろい。なんとなく最後のactは人がいないのにあったかい感じがして、で…

MCMCでパラメータ推定のお話。 こういうやってやるんすねぇ。SBTさんのコードと合わせて,じっくり勉強したいところ。 こちらも参考になりそう。

Tonyの論文がアクセプトされていたようです(査読期間が短くてうらやましい)。ボクが見たversionより,大分修正が加わっている模様。このモデルがどう評価されるか,今後気になるところ。なぜか謝辞に2度も名前が出てきています。ボクも頑張らねば。 Stockd…

6日間ほど夏休みと称して,小笠原に行ってきました。船の旅はしんどかったけど,小笠原は人がほどよく少なくて,とても良い感じ。とにかく海が綺麗。野瀬さんという,ゆるいおっちゃんもいた。気になったのは、海はまちがいなく綺麗なんだけど、砂?か有機物…

なぜか見覚えのある表紙で,Bookoffで100円だったので,購入。読了。しずかな日々と合わせて,夏休みな本。良かったです。夏の庭―The Friends (新潮文庫)作者: 湯本香樹実出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/03/01メディア: 文庫購入: 37人 クリック: 244…

不器用に自分が良いと思う自然環境を模索(妄想)するという行為は、非常に素敵じゃないかと、最近思う。少なくとも、多様性保全など画一的なキャッチコピーを叫ぶ最近の風潮より、真摯で人間くさい行為で、ボクは好きである。

「それによって何人の人が命を失っているのか」を考えることで,不安の低下が起こったというのは,おもしろい。 中谷内&島田 (2010). 日本人のハザードへの不安とその低減 日本リスク研究学会誌, 20(2), 125–133. 統計メモ的。 プロマックス回転を行ったの…

独特の世界。読後感がタイの雰囲気となぜかすごくマッチして,そのまま非現実な世界が続いていくような感じになった(別にタイの話は本にはない)。ありがとうです,いしいさん。そういえば,出発日に「いしいしんじ,なかなかおもしろかったよ」メールが母…

読み逃していた論文を読みにかかる。TOCと底生動物への重金属の毒性。アブストに,TOC did not mitigate Zn toxcity in this study とある。その後には,その逆のこと(逆というか、重金属の生物摂取可能性や毒性に影響すると)が書いている。ちょっと中身を…

読了。なかなか読みづらかったけれど,とりあえず読んで良かった。統計学を拓いた異才たち(日経ビジネス人文庫)作者: デイヴィッド・サルツブルグ,竹内惠行、熊谷悦生出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2010/04/01メディア: 文庫購入: 16人 クリッ…

「最近はコンピュータの発達で,シュミレーション研究が手軽に行えるようになってきたけど,シュミレーションではなんとでもなるので..ry」という話を思い出した。

良い。Grand Designsアーティスト: My Architects出版社/メーカー: Fierce Panda発売日: 2007/04/25メディア: CDこの商品を含むブログを見る

分かった

昨日の人健康リスクな話。つまり、うわべな部分(点推定に分布をもたせるとか)を一生懸命綺麗にしても本質的じゃなくて、大事なのは中身(メカニズムとかモデルの構造)じゃないかな。外見じゃなくて中身。違和感はこれに近い気がする。体裁ばかりよくして…

はやしさんのブログより。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006825822

午後からYNUへ。KWGCさんの公聴会を拝聴。構成はもう少しうまい流れがありそうな気もしましたが,ゆっくり話して分かりやすい発表というのを結構初めて聞いたかもしれません。知り合いの発表で個人的な興味があったせいもあるかもしれませんが,ゆっくりな発…

The Mining Law of 1872という,採掘活動の許可(多分)に関する米国法律を,生態影響等を考慮した形で改訂すべきという話。もともと経済成長をおしはかることを意図した法律とのとこ。OIKWさんに聞いてみたら,「有名なザル法」という返答が返ってきた。と…

良い。

富田さんのブログに,先日ボクが書いた種数に関する話が(2番目のやつ)。どこでもそういう安直な方向に流れてしまいがちということか。

HYSさんとNSNさんから。羅針盤はいちばんめの歌とアラベスクがツボです。Lunaは少しstone rosesっぽい。COIEDAアーティスト: 高木正勝,Toma Itoko,デヴィッド・シルヴィアン出版社/メーカー: W+K TOKYO LAB発売日: 2004/09/08メディア: CD購入: 5人 クリッ…

見た目の判断から,筑紫さんは好きなので買ってみる。あとがきが16歳の時の文章とは思えないほど,しっかり書けていて,かつ人間くささが大分出ていて良かった。あと,ボクはつくづく政治に疎いなぁと思う。いくつか雑多にメモしたいことがあるけど,まとま…

歴史を学ぶということを,ボクはつまらないと感じることが多かったけど,「あることについて歴史を語れる」のはかっこよいし,例えば「(ある特定の)分野の科学の変遷を知れる」というのはおもしろいと強く感じるようになった。歳なのか,必然なのか。

Vries, P. d.; Smit, M. G. D.; Dalfsen, J. A. v.; Laender, F. D.; Karman, C. C. Consequences of stressor-induced changes in species assemblage for biodiversity indicators. Environ. Toxicol. Chem. 2010, 29 (8), 1868-1876. シミュレーション研…