A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

どうすれば環境保全はうまくいくのか

序章と終章と、いくつかの章を読んで、あとはななめ読み。まだつかみどころがない感じがするけど、大事なポイントに対する具体的な事例という形になっていて、それとなく疑似体験しながら、ポイントをおさえていける感じが咲いて、個人的に面白かった。なんとなく新しいほうがいいかなと思ったけど、『なぜ環境保全はうまくいかないのか』の方を先に読むべきだったのかもしれない。「多元的な価値を大事にし、複数のゴールを考える」とか、「共通目標の設定」とか、「地域の中での再文脈化」とか、なんとなく某事例に当てはめて、そうかもなぁと勝手に解釈したりしていた。なんとなく、もうちょっと自分のものにして、自分の言葉で説明できるようになるいいなぁと思ったり。

休廃止鉱山下流の河川における底生動物及び魚類調査

Namba H, Iwasaki Y, Morita K, Ogino T, Mano H, Shinohara N, Yasutaka T, Matsuda H, and Kamo M. 2021. Comparing impacts of metal contamination on macroinvertebrate and fish assemblages in a northern Japanese river. PeerJ 9:e10808.

難波さんとの共同主著の野外調査結果が論文になりました*1。Environmental Monitoring and Assessmentに出したIwasaki et al. 2020の続編ですというと、なんとなくjust another case studyかと思われそうなのですが、個人的には(あの)森田さんにも協力いただき、新たに魚類の調査ができたのが面白かったです。お恥ずかしながら、ほとんど魚のこととか頭になかったのですが、初日3時!の朝練も含めて、とても刺激的で楽しい調査でした。一緒に調査頂いたUさんやAさんらにも、とても楽しい調査にしてもらい感謝です*2。底生動物は種数や個体数、魚類は個体数(密度)や肥満度で、金属濃度が高い河川と低い比較参照河川に設定した調査地点間で比較しているのですが、ひとまずこの河川では、(かろうじて)虫のほうが感受性が高そうかも?という結果でした。わりと何回かやっているのですが、やはり魚類の密度のばらつきは大きい。でも、想像していたより、どうしようもないってわけでもない、というのが知れたのが個人的に大きかったです。肥満度(尾叉長と体重から算出)も現地の測定で計算できるのがいいですね。もともとこの河川の金属濃度はそんなに高くないので、他の河川でもなにかできると楽しいなぁと思っております。図にある結果は単純ですので、よかったら御覧ください。オープンアクセスです。ちょっとした続編(でも、個人的にわりと驚いた結果)も来年度出せればいいなぁと思っております。

で、初めてOA誌で、PeerJです。コロラドにいる時にこの雑誌の存在は知っていたのですが*3、なかなか出す機会がなく、という感じでした。最初に出したFreshwater Scienceは査読後リジェクトだったので、さてどこに修正原稿を出そうかなと思ったいたところに、東北大のUさんにちょっと話を聞いたのもあって、PeerJを選択しました。野外調査の許可関係の説明がわりとめんどくさいのですが、一生懸命説明すると納得してもらえたようです*4。査読は2人で(編集者も読んで3人?)、査読コメントも公開されていますが、いずれも建設的で良いコメントだったように思います。査読コメントを公開するというのは初めてでしたが、良い仕組みかもなぁと思いました。あと、査読も、このレベルのIFのジャーナルよりも早い印象です(なんで早くできるのはちょっと知りたい)。もう一本PeerJから受理をもらったので、またそのうちここで紹介できればと思います。

*1:難波さんがきちんとファーストドラフトを作ってくれたのは大きいです。ボクが修士ならできなかっただろうなぁと思います

*2:MさんやUさんらといると、安心感からかクマへの恐怖度が下がる笑

*3:CSUが提携を結んでいた

*4:ただ、やはりこのあたり通常の環境科学の雑誌に比べると厳しく説明が要求される印象で、少しストレスがあるのは事実かと思います

2020年の振り返りと2021年の目標

遅くなりましたが,本年もよろしくお願いいたします。最近,いつも何かやることがあって,「ありがとう」というべき状況で言えてないような気がしています(反省)。コロナのせいで主にテレワークな日々でしたが,昨年は,論文のアウトプット自体はわりとできたんではないかなと思います。年末に久々にしんどいことがあったのですが,そっと心にしまっておきたいと思います。

研究

  • 論文は,昨年ここで紹介したものを除くと,国際誌は,共同主著論文で2本,共著で2本(1本はコレスポ),国際誌主著でLetter to Editor 1本とエッセイ1本,日本語2本共著(1本はコレスポ)という感じでしょうか。主著+思い入れ順からいくと。
    • Hiroki Namba*, Yuichi Iwasaki*, Jani Heino, Hiroyuki Matsuda (2020) What to survey? A systematic review of the choice of biological groups in assessing ecological impacts of metals in running waters. Environmental Toxicology and Chemistry. 39(10): 1964–1972. (*These authors contributed equally to this work; Y. Iwasaki is the corresponding author)
      • 個人的には,やはり「What to survey?」論文をきちんと世に出せて,ボクは良かったです。査読も結構しんどかったですが,明らかに査読後に本文が良くなったように思います。基礎的な情報なんだけど,システマティックな整理はなかったので,金属以外の文脈でも是非ご利用いただければと思います。論文はオープンアクセスです!ボクの解説の詳細はここ↓yuichiwsk.hatenablog.jp
    • Kyoshiro Hiki, Yuichi Iwasaki (2020) Can we reasonably predict chronic species sensitivity distributions from acute species sensitivity distributions? Environmental Science & Technology. 54(20): 13131–13136.
      • 悩ましいですが,2番目は日置さんとの共著。これほんとにデータ解析と論文化までスムーズで,また是非お願いしますって感じです。内容もES&Tの割には地味なのですが,急性慢性毒性比とかリスク評価的に基礎的で大事な結果だと思います。こちらもオープンアクセスです。ボクの解説は↓yuichiwsk.hatenablog.jp
    • 柴田由紀枝,岩崎雄一*,竹村紫苑,保高徹生,髙橋徹,松田裕之(2020) 「和賀川の清流を守る会」会報のテキスト分析:休廃止鉱山での水質モニタリングと会報における関連話題の長期的な変遷,水環境学会誌,43(6),183–188
      • こちらも主著ではなく,調査論文でまぁ一見素通りされそうな論文かもしれないのですが,休廃止鉱山における坑廃水の管理を考える上で,個人的に良いタイミングで重要な知見(事実?)を公表できたと思います。個人的に,今後もできるだけ関わっていけるといいなぁと思っております。虫の調査も今年の春にしたので,どこかに結果を出したいところですが…。これは今年の課題かも。記事はこちら↓yuichiwsk.hatenablog.jp
    • Yuichi Iwasaki, Takehiko I. Hayashi (2020) Concerns about reproducibility, use of the Akaike information criterion, and related issues in Hoondert et al. 2019. Environmental Toxicology and Chemistry. 39(7): 1300–1301.
      • 種の感受性分布に関する個人的にとても重要だ思う論文で,AICの使い方がおかしかったので,それを指摘したLetter to Editorです。よく考えると,このブログでは紹介してなかったです。。初めて他人の論文に意見を出したのですが,相手の返答も含めてとても勉強になりました*1。まさか,あの大御所の方々の論文に一言物申すときが来るとは…という感じですが,やはりちょっとこのレベルでは困るので,きちんと出せてよかったです。内容は,マルコや林さんにも直してもらって,英文校閲時にも色々よいコメントをもらえて,すごく良くなったと思っています(ありがとうございました)。Ecotoxな人たちに少しでも読んでもらって,とっかかりになってくれると嬉しいなぁと思ったり…。
    • Yuichi Iwasaki, Nancy W. Shappell (2021) Some papers are hard to follow: why is that, and how can we improve? Integrated Environmental Assessment and Management. 17(1), 305–306.
      • もう一つエッセイ。読みにくいなぁこの論文ってのは,このブログでも愚痴っていたのですが,その思いを文字にしてIEAMの3D articleにしました*2。 個人的には,まずは単にこの事実自体を世に出したかったのですが,事前に読んで頂いた方にも「で?どうするか」が書いてないよねとは言われていて,section editorsにも色々つつかれて,最初はリジェクト。その後,「あなたのこのarticle,面白いから一緒に直してもいいわよ(意訳)」ってNancyさんが言ってくれて,一緒に直して,なんとか形になったという感じです。水生昆虫談話会の「水辺の輪」に少し日本語で解説を書いたりしましたが,これもどこかで日本語にしたほうがいいのかもしれません。。いずれにしても,思ったより時間がかかりましたが,きちんと形になってよかったです。そこじゃないだろって言われそうですが,落ち(と謝辞)もわりと好き。
    • 日置恭史郎,渡部春奈,林岳彦,岩崎雄一,山本裕史(2020) 生態毒性学におけるAdverse Outcome Pathway(AOP)研究の整理と展望,環境毒性学会誌,23(1),22–37.
      • 少し前にNIESAOPの勉強会をしたときの成果を是非日置さん書いてくださいと言っていたら,きちんと書いてくれた総説です。すばらしい。正直,日置さんがたたき台がいけてて,初稿から個人的にほとんど文句がなかったAOP総説です。日本語でこういう記事はない(と思う)し,ボク個人的にも勉強になりました。是非皆さんもよろしければ!
    • Bing Gong, Erkai He, Willie J.G.M. Peijnenburg, Yuichi Iwasaki, Cornelis A.M. Van Gestel, Xinde Cao, Ling Zhao, Xiaoyun Xu, Hao Qiu (2020) Coupling mixture reference models with DGT-perceived metal flux for deciphering the nonadditive effects of rare earth mixtures to wheat in soils. Environmental Research. 188: 109736
      • Haoさんに誘われて,執筆に協力した論文。レアアースの複合影響なんて考えてもみなかったので,こちらも個人的に勉強になりました。一方で,複合影響のモデリングって発散しているなぁと思ったし,KMさんあたりの論文がやはり浸透していないなぁと一緒に書いていて思った次第です。
    • Hiroki Namba*, Yuichi Iwasaki*, Kentaro Morita, Tagiru Ogino, Hiroyuki Mano, Naohide Shinohara, Tetsuo Yasutaka, Hiroyuki Matsuda, Masashi Kamo (accepted) Comparing impacts of metal contamination on macroinvertebrate and fish assemblages in a northern Japanese river. PeerJ.
      • こちらは12月31日に受理されたばかりでまだ情報がないのですが,一応載せておきます。魚の調査ではMRTさんを含めて,個人的にとても勉強になりました。まだ公開されたらブログを書きたいと思います。森田さんと論文が書けてボクはとても満足!
  • ひたすらテレワークだった。
    • 4月からほぼテレワークで,家でも全然問題なくできるなぁと思っているのですが,一方で雑談とかそういうのがなくなって,ちょっと…というところでしょうか。人としゃべると自分の頭が整理されるし,ふらっとしゃべって色々妄想を広げるのは個人的に嫌いではないので,そのあたりが難しいところです。後,椅子を買うべきか。。
    • オンラインのSETAC NAにも参加しましたが,発表でめっちゃ緊張する人としては,録画で楽なのですが,やはり何かもう一つ…という感じがします。やはり非日常感が足りないのか。そもそも英語力も足りないのですが…。
    • ただ,まぁ正直にいって,色々制限されたからこそ,Nancyさんとのエッセイとかも書けたんだろうなぁと思っています。あと,妻と子供たちが秋口まで家にいなかったので,というのも大きいかも知れませんが。
  • 野外調査は残念ながら1回のみ。
    • ほんとは春に北海道でも調査したかったのですが,コロナで断念しました。ただ,とりあえず本調査を和賀川でやれてよかったです。今年という意味では,H鉱山,M鉱山(雪上車),M鉱山とか言ってなくも無いという感じですが,やはりテレワークの印象が強い…。
  • コロナ関係のお仕事のお手伝い
    • 巻き込まれて細々とお手伝いをしているだけなのですが(単なる人足ですが),わりと面白いなぁと思うのと,なんというか,NさんとかYさんとかSさんとかみなさん偉いなぁと改めて思ったり。

日常

  • 身内が一人結婚した。身内だけでしたが,結婚式は,ほんとコロナ騒ぎが起こる前のギリギリでした。多分数日遅かったらできなかった。
  • 次男は歩きだして,かわいいです。長男も相変わらず。
  • 今年は半年くらい子どもたちが妻の実家に居候してたのですが,その間に長男の虫レベルが相当アップして,頼もしい限りです。
  • そのため,ほぼ半年は独身でした。それはそれで楽しかったような…。
  • 夏休みは,色々試行錯誤して,群馬方面で恐竜とムーミン。恐竜センターはほぼ貸し切りだったし,どれも良かった。個人的には,恐竜の足跡のところにあったステゴサウルスを見たときに,長男がメジャー出してきて,体長を測りだしたのが,ツボだった。

今年の目標・抱負

  • 推進費は終わるので,科研費のテーマにもそろそろ本腰を入れてという感じでしょうか。
  • 論文は,Fさんとの研究も含めて,主著論文を2~3本くらい出せるといいなぁと思います。
  • 今まで1回も行ったことがない日本の学会にも参加したい*3
  • 英語の総説(継続:予定なし)
  • オンラインで英会話を習ってもいいかも(でもその勇気が…)。
  • Stay negative*4

*1:長文で話題を変えて,煙に巻いてきたなぁって感じです

*2:前に,Peter Chapmanが編集していたLearned Discoursesの枠です

*3:今年は未達成

*4:コロナ陰性という意味でJoeが行ってた

Orchid Mantis

R.Y.C

R.Y.C

  • アーティスト:Mura Masa
  • 発売日: 2020/01/17
  • メディア: CD
TVKで流れていて,知ったMura Masa。Orchid MantisのFar From This Worldもおすすめなのですが,Amazon にはないみたい。でも依然,Sylvan EssoのRooftop Dancingをすごい頻度で聴いている。

鉱山での水質モニタリング活動

柴田由紀枝, 岩崎雄一, 竹村紫苑, 保高徹生, 髙橋徹, 松田裕之. 2020. 「和賀川の清流を守る会」会報のテキスト分析:休廃止鉱山での水質モニタリングと会報における関連話題の長期的な変遷. 水環境学会誌 43:183-188. 10.2965/jswe.43.183

柴田さんの論文が水環境学会誌に掲載されました*1。誰でもPDFが落手可能です。内容は要旨に書いてあるとおりなのですが,鉱山の管理について個人的にとてもよい取り組み事例を論文として世に出せたなぁと思っております。個人的な推しポイントとしては,

  • 漁協など多くの利害関係者が参画している会として,鉱山の水質モニタリング(金属濃度等)を長期間続け,測定結果を会報に掲載している。
  • 下流の水質調査地点では環境基準を満たしていることを確認した上で,排水基準の超過の如何によらず,測定結果が公開されている(ただし,義務者不存在鉱山は法的には排水基準の適用はない)。

というところかなと思います。現在経産省を中心に進めている,利水点等管理を実質的に実践している例として,個人的にはほんとに良い事例だと思っています。

経産省のNさんに守る会のことを教えてもらい,横国大の柴田さんがアポをとって一緒にインタビュー?に伺い,もう3年くらいでしょうか。形になって良かったなぁと思う次第です。テキストマイニングも勉強になりました。水質モニタリング結果を見ると,多くの鉱山で金属濃度は段々減ってきているのが明瞭に検出できるというところも割と興味深い結果だなと思っております。河川の利用状況や特性(特に希釈の程度とか),対策のコストに依って,合理的な管理のあり方は場所ごとに違ってもよく,そのとてもよい実例だと思っています*2。良かったら是非ご笑覧ください。

*1:岩崎は,第2著者でコレスポ

*2:ちょっとしつこいですね

急性及び慢性毒性値で描かれた種の感受性分布の比較

Hiki K, and Iwasaki Y. 2020. Can we reasonably predict chronic species sensitivity distributions from acute species sensitivity distributions? Environmental Science & Technology 54:13131–13136. 10.1021/acs.est.0c03108

HKさんと今年3月頭?くらいから始めた解析が論文になりました(オープンアクセスです!)。ES&T!

やったことと結論はわりとシンプルで,要は

  • EnvironToxというデータベースにある急性と慢性の毒性データを使って,150物質について急性毒性データと慢性データを使って2つの種の感受性分布(SSD)を書いた。
  • 急性SSD(急性データに基づくSSD)と慢性SSDについて,平均値,標準偏差(毒性値のばらつき),HC5(5%の種が影響を受ける濃度)を比較した。
  • 慢性SSDの平均値は,平均的には急性SSDの平均値の0.1倍であった。ばらつきを考えても,0.01~1倍の範囲に多くの物質が含まれていた(Figure 1)。
    • これは,生態リスク評価の有害性評価で用いられるいわゆる急性慢性比のSSD版と考えてもいいと思う。
  • 慢性SSDと急性SSD標準偏差の範囲は,全体でみると重複しており(Figure 1),SSDに用いる種の数が多ければ(例えば n > 10)その差は小さくなった(Figure 2)。
    • 急性のSSDしかデータがなくて慢性SSDが書けない場合は,ひとまず平均値は0.1倍,標準偏差は同じとして,慢性SSDを書くというのも悪くなさそう。
  • HC5でみると,上から予想される通り,慢性のHC5は,平均的に急性のHC5の約0.1倍(Figure 3)。
    • ただし,標準偏差のずれも影響を受けるので,全体をカバーする範囲をしようとすると,平均値よりも全体的にデータがばらつく。

という感じでしょうか。文字にするとわりとごちゃごちゃしていますね。。ちなみに,同じモチベの先行研究は,SSD本にあってde Zwartさんのお仕事*1

この研究,個人的にとても楽しかったので,備忘録としてちょっと経緯も書いておきます。3月頭にとある論文を読んでこのネタに思いついて,「データもこの論文の使えばいいやん」と思って簡単に解析し,でも誰かとできないかなと思って,TXでたまに会うHKさんにメールした。そしたら,その日の午後に打合せができて,とりあえず引き取ってくれるとのこと。HKさん自身で使うデータを検討していただき,何度かメールのやりとりをしてEnvironToxを使うことになり,簡単な解析を共有してもらった(確か,それが3月中旬!早い)。並行してイントロを書いていたので,その数日後にボクからイントロを送付。方法や結果なども書いた原稿が,3月末にボクに着弾。で,4月中にリバイスを重ねて,英文校閲をかけて5月に投稿。という感じです。

先行研究があることも考えると,さすがにES&Tはきついかなと思っていたのですが,挑戦することにして,カバーレターはわりかしいいカバーレターを書けたと個人的に思っています(ただ,エディターリジェクトに効果があったかは不明)。シンプルな研究なのですが,査読者のコメントもわりと前向きなコメントが多く,内容がさらにブラッシュアップされたように思っています*2

ES&Tにしては査読に時間がかかったので,研究期間より査読に時間がかかったという感じです*3。あまりにスムーズに進んで個人的にはなんと心地よい協働だっただろうと思っております笑 色々とありがとうございました!

*1:ボクが言うのもなんですが,この方の研究は割と目のつけどころが個人的な興味と重なって面白いなぁと思っていたりします

*2:ただ,よくわからないコメントもいくつかあった

*3:コロナもあるとは思うけど,ES&Tは経験上メジャーリビジョンから対応がきちんとできていればエディター判断で受理とする事が多く(といっても,経験は過去に2回中2回で,サンプル数は少ないですね笑),今回はそれが適用されなかったせいもあるかも?

Free Love

Free Love

Free Love

  • アーティスト:Sylvan Esso
  • 発売日: 2020/09/25
  • メディア: CD
Sylvan EssoのRooftop Dancingがめちゃくちゃ気持ち良い。息子に微妙に邪魔されながら,オンライン講義もぼちぼち進められていて一安心している日々です。