A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

某国際誌*1の査読を大分前にして,その論文が受理されたとの連絡を先日もらった*2。ボクのコメントに著者がどう対応しているか知りたかったので,ハンドリングエディターに,著者のレスポンス見せてもらえますか?と言ったら送ってくれた(そういう意味では感謝)。
本文を見てないのでなんともいえませんが,結論としては,どうも「統計的な」と「生物学的な」を誤解されているような気がした。「統計的に有意ではないということは,(某化学物質)が(某形質)に影響しなかったということだ。」とも述べているし。。あと,「別の査読者は適切な統計解析を用いていると言っている」との反論を複数回。あまり附に落ちませんでした。。

*1:インパクトファクターは2.5を越えており,中身はほとんど読んだことないけど,どちらかというと中堅あるいはそれよりは上という印象の雑誌?。ただ,この前読んだレビュー論文はひどかった

*2:そもそも,メジャーリビジョンから一発アクセプトってのも,ちょっとあまりない気もしますが。。