A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

死神の精度 (文春文庫)

死神の精度 (文春文庫)

死神の精度。タイトルはあまりひかれないのですが,たまに行く日本食料品屋*1のおばちゃんに「最近日本に帰った男の人が置いてったから,良かったらここにある本なんでももってていいよ」と言われて,あ,伊坂幸太郎かと思ってもらってきた本。伊坂幸太郎は読んだことはないけど,アヒルと鴨のコインロッカーは結構好きな映画。感想としては,あまり好みじゃないかなぁと思ってたけど,結構好みだった。主人公の死神がとても人間くさくて,かわいらしい。解説者曰く「異化」らしいけど,悪くないです。帰国したら,別の本も読んでみようかなと思う。


ところで,平日の夜,ご飯を食べた後は(7時とかくらいから)はテレビがないので大体,リビングでおのおの*2が本を読んだり,ネットしたり,仕事したり,している。この感じはなんとなくいい。こういう時間を日本でも取れるといいなぁと思う。ちょっと広いリビングルームとソファがないとちょっと…ってかんじではあるけど。この本もその時に読んだ。短編で小気味よいのか,あっという間に読み終わった。

*1:正確にはアジア全般かもしれないけど,おばちゃんっていう感じの日本人のおばちゃんが経営していて,日本食とか雑貨とかが売っている

*2:ウィルとダイアナとボク