A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

別件*1で見つけて使ったブルーギルの個体群モデルに駆除の効果(駆除割合)を入れて,平衡個体数*2に及ぼす影響や,駆除に必要な駆除割合などを計算した論文(事例研究)が応用生態工学に受理されました。モデルに限界があるのは重々承知しておりますが,駆除は色んなところでやられているので,こういう研究がもっとあってもいいような気がしています。今度は現場のデータからモデルパラメータなども推定して,日本の事例で何かできればいいなぁと思っています*3。あと,論文中の計算を追えるExcelファイルをこちらで公開しております。興味がある方は,是非どうぞ。

岩崎雄一,秋田鉄也,加茂将史(受理済み)ブルーギルLepomis macrochirus)の個体群モデルを用いた駆除対策への示唆.応用生態工学(事例研究),##(#),##–##.

*1:そちらはもうすぐ再投稿

*2:長期間経って,時系列的に増減しなくなる個体数

*3:差し出がましいですが,「こういうデータがあるので,一緒に何かやりません?」みたいなお誘い大歓迎です!