Schlekat et al. 2010. Cross-species extrapolation of chronic nickel Biotic Ligand Models. Science of the Total Environment 408:6148-6157.
Esbaugh etal. 2012. Multi-linear regression analysis, preliminary biotic ligand modeling, and cross species comparison of the effects of water chemistry on chronic lead toxicity in invertebrates. Comparative Biochemistry and Physiology C-Toxicology & Pharmacology 155:423-431.
BLMのCross-speciesのお話*1で図とメソッドをざっと眺めて見る。Esbaughさんのは,ちょっと意図が違う論文ではありますが,cross-speciesな方法がいまいちな場合もありそうよ,という示唆。Schlekatさんのは,(誤差が2倍くらいにおさまっているので*2)まぁ概ねいいんじゃない?というお話*3。データが少ないのでなんともいえないだろうけど,相関係数だとSchlekatの論文でもかなり低いものもある。ただ,予測ECxと実測ECxのずれの大きさ(比)で判断するというのが,さすがプラクティカルな人たちという感じ*4。金属濃度からECxを予測する関数があって,別の種に当てはめる場合は,logKはいじらずに,Intrinsic sensitivityという数字をいじるということをしている。大変Handy。