A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

みんなで決めた「安心」のかたち――ポスト3.11の「地産地消」をさがした柏の一年作者: 五十嵐泰正,「安全・安心の柏産柏消」円卓会議出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 2012/12/06メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 87回この商品を含むブ…

某方の記事経由で知ったのですが,海の底生魚*1の総セシウムの量はほとんど減少しておらず,福島近海のものは基準値(100Bq/kg wet)を半分くらい超えているという報告です(この基準値で比較して良いのか,厳しくしたリスク低減効果があるのか,というのは…

Møller, A.P., Mousseau, T.A., 2009. Reduced abundance of insects and spiders linked to radiation at Chernobyl 20 years after the accident. Biology Letters 5, 356-359. いまさら感はありますが,KMDさんからのメールにあったので読んでみました。…

戸田山和久. 2011. 福島第一原子力発電所事故以降の科学・技術コミュニケーション. 社会と倫理 25:121–138. 大変勉強になりました。PDFはこちら。科学的な事実とその解釈を分けるのって難しい。「リスクテイクは自分で」。講義で使えそう。

リスク評価勉強会に参加してきました。今回は,同志社大の中谷内さんの講演があるということで,行かないわけにいかないということで。以前に読んだ,中谷内さんの本はとてもおもしろかったし,その本の中身を紹介したプレゼンが思いの外好評だったので,一…

保高さんが「放射性セシウム汚染土壌の措置方法に関する一考察」という研究レポートを公開しております。正直に言うとページが進む程に,微妙な専門用語(掘削除去とか)があったりして,その手の分野以外の方には読みづらいかもしれませんが,汚染土壌の対…