A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Hillebrand H, Blasius B, Borer ET, Chase JM, Downing JA, Eriksson BK, Filstrup CT, Harpole WS, Hodapp D, Larsen S, Lewandowska AM, Seabloom EW, Van de Waal DB, Ryabov AB. Biodiversity change is uncoupled from species richness trends: consequences for conservation and monitoring. Journal of Applied Ecology:n/a-n/a.

久々にこういう論文を眺めた気がする。Stefanoが共著者の1人。ワークショップの成果物のようなんだけど,こういうのいいですね*1。まぁそらそうでしょうという話なのですが,時系列で種数の変化を見ていると,移出入をとらえられないので,種数だけモニタリングしててもダメですよ,というお話。議論とかをきちんと追えている自信はないのですが,「あーそんな議論が巻き起こったのですね」とか分かっておもしろかった。おそらく生物多様性条約とかかなり大きいところへの貢献を目論んでいる論文。大事だしおもしろいと思うけど,ボクの興味は多分ここにはないきがする。この手の議論のをしなきゃいけない時には文献が充実しているので,再読してもいいかも。

*1:某学会の有志で行われているのも一種のこれか。貢献できるように頑張ります