Wanty, R.B., Balistrieri, L.S., Wesner, J.S., Walters, D.M., Schmidt, T.S., Stricker, C.A., Kraus, J.M., Wolf, R.E., 2017. In vivo isotopic fractionation of zinc and biodynamic modeling yield insights into detoxification mechanisms in the mayfly Neocloeon triangulifer. Science of the Total Environment 609, 1219-1229.
コカゲロウ科の一種で,亜鉛を曝露させて,濃度と同位体比の変化を調べた論文。モデリングまでしているけど,そこは置いておいて,減少として,亜成虫になると,濃度も減少して,亜鉛の同位体比は高くなるという結果。より重い亜鉛をmetabolic useに分配しているのではないか,というのが著者らの主張なのですが,ほんとにそこまでいえるのか,(ざっと読み+)今のボクには判断できません・・・*1。そういう使い分けしているとすると,さらに体内動態は複雑なんてことになるのでしょうか。おもしろい現象ではあります。
*1:なのでモデルもパス