Peters, A., P. Simpson, and A. Moccia. 2013. Accounting for both local aquatic community composition and bioavailability in setting site-specific quality standards for zinc. Environmental Science and Pollution Research:in press.
wcaのPetersさんの論文。室内毒性試験から得られる亜鉛の種の感受性分布に野外の底生動物の感受性分布*1を重ねて*2を当てはめて(重ねて),地点ごとのHC5を推定するというもの。場所の物理条件等から,UKは期待される出現種が推定できるところ(広域のデータを使ってそういう手法が開発されており実際に色んな人が使っている)がこの手法のミソ。結構クセがあるんだけど,発想はおもしろいと思う。別の方法で似たようなことをやりたいんだけど,野外から感受性を推定するという意味では,結局confounding factorsの話になってくるんですよね。やるなら,Petersさんと同じデータを使うのがよさそう。なんとなくだけど。