A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

ヒルの環境指標性

この本は、平均スコア(ASPT)の全国河川の値が載っているので手元に持っていたのですが、先日一緒にご一緒したITさんがヒルの専門家だと後で教えてもらって、「11.ヒルの環境指標性ー分類・生態的基礎知見を踏まえてー」を眺めたのですが、

仮にある特定の種のヒルが多数個体出現していたならば、そこにそのヒル群集を維持するだけのさらに多数の生物群集が存在する可能性が高く、むしろそれらの生物から推し量られる汚濁度を考慮し、ヒル類の環境指標性を理解するのが適切であろう。

という記述があって、ITさんかっこいい、と思いました(という記録です)。