A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Karr, J.R., 1981. Assessment of biotic integrity using fish communities. Fisheries 6, 21–27.

ResearchGateでIBIを広めたKarrさんが公開していたのを偶然見つけたので読んでみた論文。IBIはあまり好きじゃないのですが,読んでみると,なんとなく急性毒性試験とか化学物質のリスク評価な用語が出てきて,Karrさんも野外データをもっときちんと評価に使いたかった人だったんだなということがよくわかりました(親近感わきました)。藻類や底生動物を使う欠点として「difficult to translate into values meaningful to the general public」って書いてあって,まぁ当たり前だけどそういうぶっちゃけた話って昔からあったんだなと。あまり定量的ではないけど,汚染が進と雑食者が増えるという記述があったりするのもおもしろい。