A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Sumpter, J.P. (2014) The challenge: Do pharmaceuticals present a risk to the environment, and what needs to be done to answer the question? Environmental Toxicology and Chemistry, 33, 1915-1915.

Sumpterさんの文章はほんの少しでその後に,Industry perspective と Governmental perspectiveとしてコメントが寄せられている。特段目新しい感じはしないんだけど,医薬品の環境(主に生態)リスク評価もまだまだという感じです。当たり前なんだけど,エチニルエストラジオールとかも医薬品の文脈に乗ってくるんですね*1。。単一の物質で見ると,実際にリスクが懸念されるのは,ごく一部という話もIndustry perspectiveの方に載っています。耐性菌の問題については,ここでは述べられていないけど,こちらの方が個人的には気になる。あと,医薬品も当然Mixtureですよねぇ。

*1:いやまぁ,これは個人的に環境ホルモンという別の文脈が強烈に存在しているというだけです