A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Kidd, K.A., Blanchfield, P.J., Mills, K.H., Palace, V.P., Evans, R.E., Lazorchak, J.M. & Flick, R.W. (2007) Collapse of a fish population after exposure to a synthetic estrogen. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 104, 8897-8901.

PNAS。結果綺麗です。濃度はどれくらいが妥当なのかわからないけど,実際に観測される値に近い値に設定している気がします。EE2を投入してもう次の年にはもう劇的に個体数が減少している。ちょっと気になるのは,繁殖影響をメインに議論しているけど,Fig. 3を見ると,2001年に沢山居た当歳魚(Age 0)が,どうも次の年に全然Age 1-4に加入していない気がする。これって,生存が影響を受けているということではないのかなぁ,と思った。勘違いしているのかもしれませんが。