A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

2011年の私的出来事振り返り

いつも通り、年末の振り返りをば。

全体

  • 東北大震災は避けて通れない。
    • お恥ずかしながら、研究面でボク自身がなにか特にしたということないです。
    • ただ、リスク評価に関わる人間として、学んだことは多いように思います*1。非常勤でやった講義では、無理を承知で放射線のリスクを扱いました*2

研究関係

  • 有り難いことに学振PDになれた。
    • 所属が変わらなかったせいか,一番最後に思い出しましたが,これは大きな変化かも。
  • 英語論文が二本アクセプト。
    • 遅くなりましたが,これで博士研究の主な結果が公開されたことになります。関係者の皆様ありがとうございました。
  • 日本語の論文もちらほら。
    • 総説扱いで、管理の話と影響の話を書かせていただきました。いずれも機会を頂けおかげで,感謝です。
  • ティーブとの仕事を投稿できた。
    • まだ査読中なので、どう転ぶがわかりませんが、外国の人と論文を書くという目論みがとりあえず前進したという意味で良かったです。
    • この原稿を修正する過程で、スティーブの力を思い知りました。とにかくイントロが壮大になったし、かっこいい英語を書く。そして、要所要所できちんとフォローしてくれる。とても心強かったです。まぁ現時点では、ノロケはこの程度に。
  • 国際学会に2回参加。
    • いずれもSETACですが、ヨーロッパへの参加は初めてで、北アメリカにはいない人が結構いて新鮮でした。
    • アメリカでは、重要な話し合いもできて、満足です*3
  • 銅の個体群レベルの影響評価
    • 前からやるべきと思っていて新規に始めて,SETAC NAで発表した研究。問題はありつつも,意外にもすんなりにまとまりそうなので、年度末までに形にしたいところ。
  • 魚と流況
    • 原稿にコメントはもらったのですが、後回しになっています。すみません。こちらも3月までになんとか。
    • そういえば,関連して中川さんの輪読会に参加させてもらいました。発表してないのですが,とても良い勉強になった気がします。ありがとうございます。
  • 他の種の研究
    • 銅の研究から派生したネタをさくっとまとめようと思っています。ちゃんとできれば面白いのですが、とりあえず問題提起レベルにはなる気がしています。
  • 今年の目論み
    • 国際誌に論説を書くという目標をかかげてたんですが、やはり未達成。なんとなく初稿はできているのですが、しばし保留。
  • 生態学会で「生態学閾値」に関する企画集会を開く
    • もう震災でぶっとんでましたが,これも今年の話ですね。しかし,成果として形にはなっていないですねぇ。。

研究関係ではない学業関係

  • 中大での講義
    • 非常勤として,9月終わりから始まった初めての講義。そのうちきちんと感想などをまとめようとは思っています。
    • 最初はどうなるかと不安でしたが、とにかくやれて良かったと思っています*4。参加してくれた皆様どうもありがとうです。後はテスト。
    • M2のITさんに、いっちょまえに、と言われたのが印象的。
  • YSTKさんが産総研
    • ボクとは関係ないですが,これってやっぱすごいことなんかじゃないかと思う。しかも,ボク的にはナイスタイミングだったんではないかとも思っている。お世話になっています。

日常

  • 5月におじいちゃんが亡くなった。
  • 大学の寮を出て、一人暮らしを再び始めた。
    • 最寄り駅においしい焼き鳥屋もあり、とても気に入ってます。
    • 二子玉川も近く,もうたいていのことにはチャリ+周辺で事足りるので,土日は結構ウロウロしていた気がします。
  • トーキョーバイクで自転車通勤を始めた。
    • 片道30分強の運動がほどよくて、体重も少し減った。
  • クロアチアに行った。
    • マルコはいませんでしたが,でも良かったです。タティアナさんの厚意に感謝です。
  • チャルフィッチュの三月の5日間を見る。
  • 周りに離婚者が出てくる*5


オウガをよく聞いていたみたいです。環ROYはKAKATO流れ。サンガツも結構聴いたみたい。

*1:こう書くと、なんかそっけない感じですね

*2:環境リスク論という講義名からして、避けて通れないと思ったため

*3:実は今年はこの打合せが一番の成果かもしれない。これからの詰めがもっと大事ではありますが。

*4:毎回緊張して行くの嫌でしたが

*5:地味に衝撃的でした