A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Chris Woodトリビュート号

600本以上の論文を書いているChris Woodさんですが、引退*1を受けて去年トリビュート号がJournal of Experimental Biologyに出ていました(COMPARATIVE PHYSIOLOGY – A TRIBUTE TO CHRIS WOOD)。Perryさんのまとめ(紹介)記事を眺めただけなのですが,比較生理学におけるヨーダだと言われているようです*2。100人以上の院生やポスドクを輩出したというのはおどろきです,ええ。ちょうど一年くらい前のSETACバンクーバーで見つけて,思い切って話しかけといてよかった(ここ)。そのときに「ボクが論文を沢山かけるのは,コラボレ-ターがいいんだよ」というのもよくよく考えると,憎い一言です。たぶん,すっごいいい人なんではないでしょうか。余談ですが,ほんとにいろんな魚種で調べられていて,Perryさんの論文の付録にあった図がとても良い感じです。対象魚種の陰影に担当した学生やポスドクの名前が書かれている(下図:著作権の問題があるかもですが,画像だけおいておきます。おそらく誰でも読めるはずです。ここ)。

Perry SF (2014) Marking the ‘retirement’ of Chris Wood from McMaster University. The Journal of Experimental Biology 217:637-638 doi:10.1242/jeb.103440


Perry (2014)より引用。

*1:定年退職的なやつだと思う

*2:こういう書き方をされるところからも,慕われているのが目に浮かびます