A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

環境基準を超過している場合の対応

Crane M, Babut M. Environmental quality standards for water framework directive priority substances: Challenges and opportunities. Integr Environ Assess Manag 2007;3:290-296

Craneさんも(基準値というのは色々問題があったり不確実性があったりするから),環境基準の超過があった場合にすぐに排水コントールを強いるよりも,本当に生物に影響があるかどうかのさらなる調査を行うという段階的な枠組みを使う方が,環境保全のための費用対効果の良いアプローチのようだと書いている(is likely to be a cost-effective approach)。
ES&Tに載ったCraneさんの論文は結構難ありなのでちょっと偏見を持っていたけど,思想はボク(ら)の思想と近いよう。