A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

関連論文を見つける途中で見つけた,西川(2005,環境科学会誌)環境学の性質の分析を読む。色んな人が言っている環境学の学術的性質を考察したという論文。1975年あたりから,すでに環境学とつく文献があったりするのがおもしろい*1。漠然としていますが,何気におもしろい。特に気になったのは,以下の言葉(正しいかは別として)。2番目の言葉なんて,最近生態リスクで考えていることと似ている部分があったりする。

要素還元主義の見直しを主張していることが「環境学」の性質としてあげることができる。
環境学は「どうなるか(予測)ではなく,どうするか(評価と意志決定)を根本におく。つまりmanagementを主要な部分にする」(島津康男)
個人学際

*1:ただし,イントロには1970年以前にも環境学という言葉が使われていることが書かれている