A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Suter, G.W. (2000) Generic assessment endpoints are needed for ecological risk assessment. Risk Analysis, 20, 173-178.
U.S. Environmental Protection Agency (2003) Generic Ecological Assessment Endpoints (GEAE) for Ecological Risk Assessment. U.S. Environmental Protection Agency, Risk Assessment Forum, Washington, DC.

一般的な生態リスク評価の評価エンドポイントが必要だ!というGlenn SuterさんのPerspectives。皆さん色々自由に評価されているので,そういうGenericなエンドポイントをリスト化しておくと便利だし,それをみんなが参考にしてやれば色々良いことがあるでしょう。というお話。多分この記事が元で,USEPAの報告書ができたんじゃないかと思います。でも,(ざっと眺めただけですが)確かにリスト化して説明もあるのですが,ばくっとしているんですよね,という印象。個人的に確かに大事だと思うけど,ケースバイケースで決まるところが多いのと,そのどのくらいの影響が"taking"されるべきかが明示的ではないと,このリスト自身の御利益は少ないのかなぁと思ったり。でも良い仕事していると思いますよ,Suterさん。