A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

講義終了後のまとめ(2013)

今年で3年目の非常勤ですが(昨年の感想はこちら,そのまえはこちら),今年は去年そのままに,金曜5限で。参加してくださった皆さん,ありがとうございました。(見かけ上の)慣れによる準備不足が結構あった気がして恐縮なのですが,いくつか新しい取り組みも入れてみたりもしました。あっという間でしたが,振り返ってみると,なかなか淋しいモノです。

個人的コメント,反省など

  • 講義前に一度は全体をそらで通す
    • 去年の感想にも書いてたのですが,「前にやったから大丈夫だろう」という甘い気持ちから,事前にもうちょい準備しとけばなぁと思うことが結構あった気がする。反省。少なくとも1度は全体を流れを復習しておきたいところ。
  • グループディスカッションを取り入れてみた。
    • Yさんが講演できないというのもあって,某テーマでみんな議論する機会を設けてみました。いかんせん初めての試みで,要領がつかめなかったのですが,案の定時間が足りなくなったのは改善の余地があるとして,まずまずな感じにはなったんじゃないかと思う。次やるなら,講義時間は2回分くらい必要かも。
  • 今年は少し盛り上がりに欠けた気もする。
    • 感想を読んだりしている限り,特段去年と違いは感じないので,これは,ちょっと不思議な感じ。色んな要因が絡んでいるのだと思うのですが,具体的には多分去年に比べて少し全体の一体感みたいなのが弱かったのかなぁという印象。ボクのせいなのかもしれません。まぁあくまで去年との比較なので,単なる年ごとのばらつきなのかもしれません。「色々やっているわりに,雰囲気が重かった」という感想は,ボクのこの感覚と同じところを感じられたのかもしれません。
  • 試験後に回答を見せてみた
    • これも初めての試み。試験中にもっと気をつけるところを口頭で言ってあげてもよかったかなとも。

学生の講義に対する感想など

  • 概ね,例年と同じ
    • 学生の発表もいつもどおり好評*1
    • OGRさんの遺伝子組み換えの話を感想に良かったと書いてくれた人が結構居た*2
    • 黒板の文字は濃く書け。
    • 編入生は強い
    • 「初回の講義で,履修者が何で教壇にカバンを置いたんだろう,と思いました」という感想が良かった。
    • 温かいコメントとかあったりして,そういうのを読むと,やって良かったなと思うわけです。ありがとうございます。
  • 概ね有り難いコメントばかりなのですが,改善点だけを取りあげておくと…
    • 具体例はもっと身近なモノにした方がよい。あるいは,もっと増やす。
    • 専門知識が身につかない場合が多い*3
    • 強制力はなかった。
    • まとめもゆるいこと。
    • 〜と思う。というような不確かな言い回しがあったこと。と,反対なのですが,「ほわほわしてて嫌だ的な意見があって(アンケートに),びっくりしましたが,私的には熱はあるけど,よーーく考えて断言できないよ,と伝えてくれているのだと思います」と涙ちょちょぎれるコメントもあったりして有り難いです。
    • 発表のテーマがふわっとしていて,なかなか飛び込むのが難しかったと思います。もう少し限定的な内容にすると,発表者は増えるかもしれません。
    • 5限なこと*4

おまけ
例年通り,講義1回分の支払意志額を聞いてみました。講義全体ではなくて,1回の講義に対して平均いくら払えるか?という質問です。以下が頻度分布で,算術平均は767円,最頻値は500円。たまに高い金額をはじき出す人がいるのですが,これはもうそんなものな気がしてきました*5。なお,得点や出席との顕著な関係は見られなかったです。
支払意志額の分布

*1:こういう授業がないのは,ちょっと意外なのですが,まぁでもそんなもんなのかもしれません。ボクもそういう授業を受けた記憶はあまりないし。

*2:ちょっとうらやましい

*3:ここは多分ボクが別の意見を持っているのだと思います

*4:スマヌ

*5:おそらく,参照先が人と違うんじゃないかなぁと。。