学んでみると生態学はおもしろい (BERET SCIENCE)
- 作者: 伊勢武史
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2013/01/01
- メディア: 単行本
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伊勢さんの本を読了。感想みたいなものを書いておきたいと思います。ボクが伊勢さんと会ったのは,大分前に仁科さんの主催したモデル勉強会*1でした。もうどうしてそう思ったのか不明ですが,「この人おもろそう」と思ったのは間違いと思います*2。ということで,ある意味単なるファンなので,結構正のバイアスがかかっていることでしょう。ということで,感想。
- 大変良かった。ボクが言うのはなんですが,特に,入門書を探されている方におすすめだと思います。
- 生態学のイメージから,"物質循環"が敬遠されがちというのは,個人的にはちょっと意外でしたが*4,まぁ言われてみればそうかもしれません。
- 実は,生態学会の発表ネタに少し使った。
- 生態学は「生物と環境の相互の影響を考える学問です」というあたりの話を読んで,あー,そういう文脈でEcotoxicologyを説明しようと思って直前に発表スライドを修正した次第です。
- 誤植など
- 図,特に写真がそんなに綺麗に見えない。例えば,図9-6,とか図9-7)が見づらいのが残念。
- 図10-1:本文中の説明に,第1とか第2とかがあるけど,図にそういう記載がない。