始まる前も終わった後も,穴があったら入りたい気分でいっぱいでした。花粉がひどかったせいか,発表がひどかったせいかわかりませんが,ちょっと次の日は微熱気味に一日ぼーっとしてしまいました。少し落ち着いてきたように思うので,ちょっとだけメモしておきます(うだうだ言い訳言ってるだけですみません)。
- 発表の落ち着き度合いが違った。
- 伝わるデザインの高橋さんが次という時点でもう終わってるのですが,スライド以前に落ち着き度がちがかった。自分の発表を"見た"わけではないのでアレですが,多分あの時間の中で一番テンパってた感が出てたんじゃないかと,自負しています。うーん。しかし,高橋さんの落ち着き具合は,まじで圧倒的だったような気がする。アレなんなんですかね。冒頭の言葉を忘れたとかおっしゃっていましたが,個人的にスライドの綺麗さとストーリーの良さを合わせて,お金払える発表だなぁと。ちょっと感動すら覚えました。
- 基本練習不足。てか,ちゃんと練習しろよ。という感じなのですが,テンパって結局練習の台詞と違うことを勝手に言っているという始末に。まぁこれも練習不足なのでしょう。反省。しかし,大分前から台詞を覚えると"リアル"感がなくなると思ってて,あまりしっかり覚えないようにしているのですが,ちょっとこれは考えもんかもしれません。まぁいずれにしても,あんなでかい舞台だと思ってなかったですし,圧倒的に緊張していました。
- やっぱりプロセス。
- 受賞講演をほんとほとんど聴いたことがなかったのですが,やっぱりプロセス。プロセスの話をしてなかったのはボクくらいじゃないですかねぇ。科学はそもそもそこを理解してこそというところもあると思うので*1,このあたりがボクの研究に圧倒的に抜けているところだと(良い意味で言うと)実感できた*2。
- あと,賞状を書いてある「生態学に貢献」という言葉も,少し重かったです。毒をもって生態学を制す,みたいなことができるとほんとおもしろいのですが。
- 応用と基礎
- 感じたこと・思ったこと
- プロセスをもっときちんと扱う。これがボクの大きな課題だなぁと思った。群集を扱う時点でちょっと諦め気味なのですが,すくなくともあの場に立つならもっとここを詰めないといけないだろうなぁと。それを感じられただけでも良かったように思います。
- 発表練習はもっときちんとする(方が良いと思う)。学会が始まると色々と誘惑やおもしろいことがあったりするので,発表練習は学会に行く前に,やっておいた方がよい。同じにする必要はないと思うけど,高橋さんの完成度の高さはちょっと発表資料を作る時に思い起こした方が良いと思う。
- 松田さんが懇親会のスピーチで「生態学は基礎科学という側面と,環境科学という側面を持つ」とおっしゃっていましたが,個人的に不完全燃焼?完敗?気分でも,とりあえずあの場で発表できたのは良かったのかなぁとは思います。精進します。