永井先生の資料。こちらで公開されています。さすが永井先生という感じで,読み応えがありました。以下個人的なメモです。
- 「ほとんどの物質において毒性の懸念がない値」なんてのものが推定できるというのは初めて知りました*1。
- 単なる興味ですが,信頼性評価のやり方は一度聞いてみたいものです。
- 「幼体の方が成体よりも感受性が高いわけでもなく,むしろその逆も半分程度存在していた。」と引用されていますが,同じエンドポイントなのか,どういう説明が可能なのか,気になりました。
- 最後の竜巻のたとえは,なかなかアレです。
- あと,関係ないですが,農薬と金属の違いを思い出しました。
永井孝志. 2012. 農薬生態毒性データベースの構築とその活用〜種レベルと群集レベルの評価をつなぐ〜. in 第12回有機化学物質研究会 化学物質による環境中生物への影響評価―遺伝子から生態系まで―. 独立行政法人農業環境技術研究所.
*1:まぁ考えられるっちゃ考えられることではありますが