A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

青山2007

環境毒性学会誌がオンラインで読めるようになるようです。その2007年版に現会長である青山さんの以下の記事が掲載されている。恐縮ながら,誤字なのかよくわからないようなところもあるのは少し残念ですが,エコトキシコロジーの「理想と現実」について書かれているなど,おもしろかったです。(ボクが無知なだけですが)ボクに比較的周辺にいる人だけでなく,こういうことを書かれている人がいるのは意外でした(この辺りのボクの認識が間違っているのかもしれません)。Table 2のAssessment Endpointsはたくさんあるのに,Measurement Endoponitが死亡(齢特有),繁殖,成長の3つしかないのがある意味,象徴的。
青山勳. 2007. 私のエコトシコロジー止観. 環境毒性学会誌 10:11-18.

近年様々な生化学的指標が開発されているが,(中略)個々の方法と生態毒性評価との関連性が未だ十分に関連づけされていないように思われる