A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Tanaka, Y.; Nakanishi, J. Model selection and parameterization of the concentration-response functions for population-level effects. Environ. Toxicol. Chem. 2001, 20 (8), 1857-1865.

国環研の田中さんのお仕事。なんか田中さんのやったことが理解できるというのは,なんとなく嬉しいものです。濃度を標準化していたりするところは結構えいや感があるのですが,それでも結構綺麗に載っているなぁという印象。この関係もっと使えませんかね。なんというか,例えば濃度は内的自然増加率が0となる(個体群が増えも減りもしない)ところを基準にとっているのですが,これをもっと汎用的なところ(例えば,LC50)でモデル化できると,メカニスティックにはすっとばした感はありますが,個体群レベルの影響がかなり楽に”推定”できることになるような。。(妄想です)