A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

聞く力―心をひらく35のヒント ((文春新書))

聞く力―心をひらく35のヒント ((文春新書))

阿川さんはテレビでたまに見るくらいですが,なんか好感が持てるのと*1,売れているようなので買ってみた感じ。正直にいうとぱっとしなかったのですが,アマゾンとかを見ても評価は割れていそうな感じですね。阿川さんがこんなにドキドキされながら仕事されていたのか!とかいうのは結構親近感が湧くんだけど,書いてあること自体は個人的にはすごく目新しいことはなかったかも。謙虚な方でまぁ絶対的な答えが導きにくい話題ではあるのですが,期待しすぎていたのか,ちょっと残念。

  • うつろいやすい人間の本質を味わいたいからです(p92)。
  • 語り出してみて初めて,自分の脳みそが整理されていることもあるのです(p97)*2
  • 人は皆,自分と同じ顔で,喜んだり悲しんだり寂しがったりするとは限らない(p120)。
  • 相手の発言にきちんと誠意を示すことができているのか(p175)。

*1:ただ,ちゃんと色々追っているわけではないですし,これ以外の本も読んだことはないです

*2:これは結構共感できる。余談だけど,今のラボの子たちももっと学生間で研究の話すればいいのにと思う。というか,そういう話を前のラボでもよくしてたのですが,はたしてどれくらいの人が実行してくれたか。。