- 作者: キャロル・キサク・ヨーン,三中信宏,野中香方子
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2013/08/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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わたしたちは線引きをして分類しないわけにはいかない。ヒトとしてふさわしい分類のやり方は必ずしも一致する必要はないし,科学による分類と合致する必要もない(p350)。
ある分類について正しいか間違っているかという二者択一的な問いかけをしてはいけない。ほんとうはどの分類もそのとおりなのかもしれない(p351)。
どちらかというボクは”種が分かること”に魅力をまだ感じれていないヒトではあるとは思うのですが,それを使って研究をしているのは事実。あと,分岐分類学的な手法は多分これからどっと使われてくるんだろうなぁと,このあたりもちゃんと勉強しておかないと,少なくとも数十年後にはボクの分野にもガシガシ入ってきて,置いて行かれてしまうのだろうなぁと思いました。いやはや,難しい問題ですが,知的好奇心というかなんかそういうのを駆り立てられる感じがした。読んどいて良かった。