A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Hirabayashi, Y., Mahendran, R., Koirala, S., Konoshima, L., Yamazaki, D., Watanabe, S., Kim, H. & Kanae, S. (2013) Global flood risk under climate change. Nature Climate Change, 3, 816-821.

東工大で落手不能だったので,CSUでDLしてざっと読んだ*1。東大のプレスリリースはこちら。示唆されている結果は深刻なのですが,確かにこういう解析魅力的(論文の図がカラーだらけで,白黒印刷では判読不能ではあるのですが)。この論文の作成・修正過程で,水文+気候+将来予測となると,色々難しい*2ことを最近知れて,ある意味面白かった。ちなみに,これはディスカッションペーパー?で,提出された査読コメントをもとに修正して,再投稿してHESSへの掲載が検討されるという流れのようです。指定された査読者と別に,オープンで意見が募集されるってのは良いと思う。

*1:まぁKNEさんに送ってもらえよ,って話なのかも知れませんが

*2:まぁ将来予測はいずれにしても難しいのでしょうが