A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Koizumi, I., Kanazawa, Y. & Tanaka, Y. (2013) The fishermen were right: Experimental evidence for tributary refuge hypothesis during floods. Zoological Science, 30, 375-379.

詳しい説明は,こちらの小泉さんのサイト「釣り人は正しかった:支流避難仮説の実験的検証」がいいかと思います。確かにデータはもの足りない感じがしますが,「増水中に支流に移動してくる魚がいる」というデータにはなっているように思います*1。しかし,キャッチーで良いネタですね。フラッシュ放流と自然増水の違いとかはないのかなぁと思ったりもしますが,結構長い期間増水しているので,そのあたりは問題ないのかも知れません(憶測)。さすが野外の人という感じなのですが,フラッシュ放流をこういう仮説の検証に使うのは,おもしろいですねぇ。

*1:えらそうにすみません