いよいよ旅立ちの日。午前3時40分にシャトルバスが迎えに来るらしいのですが,早めに目が覚めてしまった。6ヶ月は長いようで,あっという間だった。日本を離れて,特に英語と食事(と人見知り)はしんどかったけど,それを考慮しても振り返ってとっても楽しかった。日常生活で感じたことは別の機会にメモるとして,研究面でここに来て学んだことをば。
- 実験が楽しい。
- これは準備をほとんどPeteがしてくれて,面倒を見てくれたってのもかなり大きいけど*1,自分で要因をコントールすることの楽しさや実験デザインを考える過程での思考や議論など,とにかく体験できてよかった。日本でどうやるかはわかんないけど,野外調査だけできたボクとしては,確実に視野が広がった気がする。
- ボクの欲しいデータをもった人がごろごろしている
- 個人的に興味が湧いた研究の方向性。
- 興味は日本にいた時からあったのだけど,実験ができる環境とPeteがその関連した話題をふってくれたので,"流下"がおもしろそうだなぁと思った。これが一体どれくらい重要なのか,結局結論は出せずじまいになってしまったんだけど,個人的にモチベーションがかなりあがってしまった。また帰ってくることができれば,是非もう一回リベンジしたい。
- 解析が好きなんだなぁと。
- まぁ過去の自分を考えてみたら当たり前なんだけど,統計解析を勉強するのが楽しいのと*2,それを使って仮説を検証したり,データを読み解いていくのが,好きなんだなぁと。新しいデータをもらって,それをいじるのであれば,趣味でもいい気がする。発表や論文にして,他の人に見せる形にするのが大変なんですが。。
- Willと一緒に仕事できた。
- ミーハーですが,多分これはでかい。WillはもっとEcotoxcologyな人かと思ったけど,講義を聞いていてもかなりEcology側によった人だと思う。これは意外だった。Fish, Wildlife, Conservation Biologyなので,自然とそうなるのかもしれないけど,本人はそもそもEcologyに興味があるような気がする*3。とにもかくにも,Willには最後の1ヶ月家に置いてくれたことも含めて,頭があがりません。