A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Forbes et al. 2010. Environmentally sensitive life-cycle traits have low elasticity: implications for theory and practice. Ecol Appl 20:1449-1455.

Elasticityのお話。詳しいことは分からないけど,結論は結構明確で,内容は分かりやすかった。要旨にも書いてあるけど,化学物質に最も強い影響(対照区に対しての減少率)を受けやすい特性は(例外はあるけど,一般的に)卵の数だったけど,その卵の数のElasticity(個体群増殖率などの個体群レベルでの指標への相対的な重要度)は小さかった。というお話で良いはず。

  • ちょっと思ったこと

ある特性(trait)のElasticityが相対的に小さくても,感受性が高くて,その影響でその個体群の増殖率が1を下回ったり,顕著に下がったり?すれば,よくないんじゃいないかな。