A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

第57回生態学会-2

午前中は朝早く来て,企画シンポへ。講演者へのお弁当と飲み物を購入して,会場へ*1。個人的にすごく盛況だったと思うし,各講演者の方の話もおもしろかった。さすが,皆さま。司会業は個人的には中の下という感じでしょうか。魂のこもった感想を言えたりできればよかったのかもしれません。
林さんのイントロが秀逸でした。永井さんの話は何度か聞いた話だったけど,なぜか聞き入ってしまった。「factが分かった時間ではおそすぎる」というのはおもしろかった。実利を求める方法が必ずしも実利を生み出すとも限らない,とも言えると思う。手堅いまとめをすると,バランスか。山村さんのy=axとy=exp(c)xなベイズな話が気になったので,今度少し考えてみたいと思う。統計って哲学だなぁとつくづく感じてしまった。頻度主義な方法は,「何回も試行を繰り返すことを前提にしている」。横溝さんの話も初めて聞いたけど,良かったと思う。問題はいかに現実に使えるか。まだまだ難しそう?関係ないですが,KBさんのぎょーむ日誌はこちら。これに対するHYSさんの補足的な記事はこちら
午後は,ポスターをぶらぶら。「木」な話が多い。まつけんの方々の口頭発表あたりから,口頭の会場へ。かすやさんの発表への質問はいまいちだったと反省。説明変数が対数正規分布って,よく考えるとどういうことなのか勘違いしているのかもしれない。企画集会に続けて出るも頭が回らない。KNNさんを無理矢理連れてぶしぶな呑み会に合流。帰り際にほそさんに挨拶できて満足。

*1:会場では飲食禁止らしく,結局休憩室を利用