van Dam, R.A., Hogan, A.C., Harford, A.J., 2017. Development and implementation of a site-specific water quality limit for uranium in a high conservation value ecosystem. Integrated Environmental Assessment and Management 13, 765-777.
パラパラと眺めただけですが,ウランのSSDが描かれています。
追記170707
もうちょっと真面目に読んでみたのでメモ。国立公園におけるSite specificな基準値を考えようとしている論文。AUにおけるSSDを描く際の最低条件は,4分類群から5種だそうです*1。個人的におもしろいとおもったのは,データを増やしSSDを書いてGuideline value(99%の種が保護できる濃度)を更新したのだけど,結局,古い管理値を引き続き使うことにしたという記述。ボクの理解では,別に根拠的には更新できるのに,現状の濃度を考えると,早期の介入には前の管理値の方が適切だと判断したということ。こういう実践的な記述がきちんと書かれるのも,それはそれでIEAMのおもしろいところかもしれません。