A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Davies GM, Gray A (2015) Don't let spurious accusations of pseudoreplication limit our ability to learn from natural experiments (and other messy kinds of ecological monitoring). Ecology and Evolution

ざっと眺めただけだけど,疑似反復にどう対処するか,著者,査読者,編集者に向けてのメッセージ。おそらく,要は,どうしても疑似反復が避けられない状態もあるのだから,「これ疑似反復だからだめ!」って単純に見放さずに,そのあたりを考慮できる統計解析を使ったり,仮説や結果の解釈を丁寧に行ったりすることで「建設的に」対処していきましょうよ,ということだと思う。貴重な(モニタリング)データが公開されないよりも,ましじゃない?みたいなところにもモチベがあるように思う。と,結構適当な読みですので,興味のある方は是非本文を*1。情報がしっかりつまった総説?解説?論文だと思います。

*1:という雑多なまとめですみません