A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Hendriks, A. J. 2013. How to deal with 100,000+ substances, sites, and species: Overarching principles in environmental risk assessment. Environmental Science & Technology 47:3546-3547.

Oさんのネタからですが,おもしろかったので。ボクの勝手な推測ですが,ボクなりに意訳すると要は・・・,

むちゃくちゃ化学物質もあって,むちゃくちゃ生物種もいて,むちゃくちゃ汚染された"サイト"もあんのに,どうすんの,環境(生態)リスク評価!メカニズムも無視した相関ベースの統計解析頼りの方法も,メカニズムに過度に拘りすぎている方法も,だめでしょ!その中間くらいで,簡単に応用できるようなシンプルな(ほどほどな?)モデルが必要なんじゃないかね。

という意見のようです。これって考えてみれば当たり前だし,最近たまに考えることではあるんだけど,こうやってずばっと言っているのがいいのかもしれません*1。関係ないけど,FrederikとかHendriksとかって名前に好感を持つのは,"rik"あったりの雰囲気が好きなのかもしれません。具体的にってなるとむちゃくちゃ難しいんだけど,短くてよいViewpoint論文だと思います。

*1:憶測