A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

修論,卒論締めな時期。現所属の専攻は修論発表は原則英語,卒論も英語だと賞を狙える。という感じ。留学生がいるような状況では英語は仕方ないかなぁとも思うけど,日本語で発表する力がほとんどないってのも考えものかもしれません。
というか,明日は卒論発表で,この研究室に来て初めて,「学生の発表スライドを複数の学生同士で色々言い合う」という状況に出会ったような気がする。個人的にはこういう機会は大事で,もっとあるべきだと思います。理由は,
1. 学生同士だと気兼ねなく指摘・議論できる
先生は得てして忙しいものだし,発表スライドの細かいところを指摘したり,素人にも分かるスライドにするのは,この作業がとても大事だと思っている。特に研究内容を理解できていない人からの意見はタメになると思う。ただし,結論は指導教官の人に見て貰った方が良いし,クリティカルな部分を変更する際は,指導教官の許可をとることだ大事。
2. 自分の研究の理解にも繋がる
自分の研究を客観的に見る機会を与えてくれるような気がするし。議論することで整理もされるし,ひらめきがあったりする。例えば,KNEさんはこんなことをおっしゃっています。ボクは素直に同意できます*1

場も年齢も関係なく、どんどんディスカッションしましょう。どんな優秀な人でも、ディスカッション無しでは大した研究はできません。

3. お互いの研究理解にも繋がる
違う研究分野で同じ研究室だと,この役目も大きいと思います。これがさらなる議論にも繋がるし,正のフィードバックになる気がします*2

*1:たいした研究ができるかどうかのところは,ボクの身分で言えるところではないですが

*2:ただし,仲が悪くなればダメですが