A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

遺伝的変異*1と化学物質の影響に関するレビュー。遺伝的変異を生態リスク評価のエンドポイントとすべきか,そうした場合,どういう風にその評価を行うか?が大きなquestions.細かいところは,勉強しないといけないとして*2,化学物質によって個体群の遺伝的変異は減少するというのは,confirmされたけど,そっからの応用的な解釈はまだまだ明確な結論が導けないよう*3。少し古いから,もっと知見は集まってきてるのかも。

van Straalen, N.M., Timmermans, M., 2002. Genetic variation in toxicant-stressed populations: An evaluation of the "genetic erosion" hypothesis. Hum. Ecol. Risk Assess. 8, 983-1002.

*1:というか,genetic variationの「variation」の訳が変異なのか

*2:中盤は未読

*3:個人的にその潜在的な"危なさ"は直感的には理解できるのですが,それがどれだけ”危ない”のかはまだ具体的に定量化できる段階になっていないということだと思う。