とりあえず読んでみたけど,あまりおもしろくない。農薬はリカバリータイムとかが重要ってのは,どうやら世界的にもそういう感じなんですね。引用文献のかなりの部分が以下の本なので,ある意味,本の宣伝論文。本自体は少しおもしろそうではある。
メモ:モデルのパラメータがデータからすべて推定されたモデルは29%しかなかった(しかなかったというのは岩崎感想)。
Schmolke et al. 2010. Ecological Models and Pesticide Risk Assessment: Current Modeling Practice. Environ. Toxicol. Chem. 29, 1006-1012.
- 作者: Pernille Thorbek,Valery E. Forbes,Fred Heimbach,Udo Hommen,Hans-Hermann Thulke,Paul van den Brink,Joern Wogram,Volker Grimm
- 出版社/メーカー: CRC Press
- 発売日: 2009/11/30
- メディア: ペーパーバック
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しばらくデスクトップにあったPDF第2弾。一応ざっと読んでみたけど,メソッドが追えてないせいか(というか読み飛ばしたのですが),いまいちよくわからない。確実に分かったのは,汚染からとってきたミジンコの方が急性毒性に対して耐性があって,feeding rateが低かった結果が得られたとのこと(例外あり)。とりあえず,保留。勉強しないとだめだなぁ。
Agra et al. 2010. Genetic costs of tolerance to metals in Daphnia longispina populations historically exposed to a copper mine drainage. Environ. Toxicol. Chem. 29, 939-946.