A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Liess, M., Foit, K., Becker, A., Hassold, E., Dolciotti, I., Kattwinkel, M. & Duquesne, S. (2013) Culmination of low-dose pesticide effects. Environmental Science & Technology, 47, 8862-8868.

低濃度がどれくらいなのか,わからないけど,パルス的に影響受けても,種間相互作用があると回復できなくて個体数が長期的に減少しますよ。というお話。こういうパルスで実際に農薬が出てくるか知らないけど,277日も続けて実験したのはえらいと思います。1種と2種で,微妙に農薬散布時期がずれているのがきになるのですが,このあたりでなんらかの実験方針を考え直したのかもしれません。簡単な数理モデルともパターンは一致して,ちゃんちゃん!という感じです。どれくらいおもしろいかというと,まぁ普通…。ですかね。