A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Warne, M.S.J. & Hawker, D.W. (1995) The number of components in a mixture determines whether synergistic and antagonistic or additive toxicity predominate: The Funnel hypothesis. Ecotoxicology and Environmental Safety, 31, 23-28

先日永井さんが,輪読会で紹介されていたファンネル仮説。肝心のメカにスティックな仮定ところが読み切れなかったけど,とりあえず。金属は解析から除かれている。ファンネル仮説から導かれるのは,?ミクスチャーの物質数が増えると,additiveに漸近していく。濃度が高い方が,additiveからのずれが大きくなる*1
余談ですが,Warneさんてはじめて見たなぁと思っていたけど,NOEC&LOECの話や基準値の話で結構ボクのEndnoteの中にWarneさんの論文が結構あって,びっくりした。オーストラリアの人。

*1:厳密的には,実質的なずれを想定しているんだけど,拮抗や相乗となりやすくなるとなるという理解ではず