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Erickson, R. J. 2013. The biotic ligand model approach for addressing effects of exposure water chemistry on aquatic toxicity of metals: Genesis and challenges. Environmental Toxicology and Chemistry 32:1212-1214.

ET&Cで引用された数Top100に選ばれた著者がレビュー的？エッセイ的？文章を寄稿する枠の論文。BLMな人みたいなんだけど，結構慎重派。あるいは，もうちょっとメカニズムを考えないといけないんじゃない？と思っている雰囲気がぷんぷんする感じ。当たり前なんだけど，モデルのフィッティング悪かった理由は，複数考えられるはずで，それを主観的にここが悪いんだと決めつけるのはよくなよと。もっと丁寧にBLMを改善していきましょうといった感じ。BLM側の人が主流なんだけど，こういう人もいるんですね。というのが個人的な印象*1。”assuming the model structure is correct and complete”という言い回しが個人的に印象的。

*1:どちらかというと，居て良かったという意味