A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Kidd et al. 1995. High concentrations of toxaphene in fishes from a subarctic lake. Science 269:240-242.

ウィルと一緒にニュージーランドでたまたま?サバティカルだったKarenさんの論文。同じような湖で,同じ種でもあっても栄養段階が高い*1ことによって,トキサフェンという殺虫剤の濃度が高くなるという結構きれいなお話。なぜこんなことになるかということについては,著者らは強い漁獲圧のせいではないかと推察している。

*1:安定同位体比調べ