A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

規制科学

白熱教室がおもしろそうだった。大阪大の小林傳司さんという方の講義。偶然,第4回「科学技術とどう向き合うべきか」を見たけど,他もおもしそうです。最後に「ボクも解けてないですけどね...」みたいなことをおっしゃっていたのですが,それが良かった。そんだけ難しい問題なんだと思う*1
ところで,規制科学やレギュラトリーサイエンスなんて言葉を最近よく聞くようになったのですが,これって第4期科学技術基本計画の影響なんですかね?もしそうだとしたら,すごい影響力があるんすね,この基本計画*2。んで,そうすると,リスク評価勉強会で規制科学の定義とかに関わるところを議論して形にするのは意味があるかもしれませんね。
以下は,この前の勉強会のメモ(ご利用は自己責任で)。

  • リスク評価庁*3
  • 規制科学は科学か?
  • 自然科学は公共にコミットすることになる。個人は別。
  • リスクの見える化
    • 比較も結構オーダーがぶれる
  • 科学者の99%がリスク評価を分かっていないのではないか
  • 平時にきちんと決めておけば,良い。
    • 放射線の基準値は意外に悪くなかった。
    • 説明が悪かった。
  • 分かってないことも伝えることが規制科学の役割ではないか

*1:全然文脈を説明せずにこんなことを書いても意味ないんですけど。まぁそんな感じです

*2:右も左も知らず,すみません

*3:これはすごいおもしろいと食いついてしまった