車中読。イタリアに行くと言ったら,オカンが渡してくれた本。全体を通して理解したところは,単純で,おおざっぱに言うとローカルを大事にすることとその成功例。ボローニャには行ってみたいと思ったけど,著者の知識や経験を書きすぎている感じや,狂牛病のときの対応の比喩とかがあまり気持ち良くなかった。著者が感じていることが素直に書かれていて,それはそれで好感が持てるのですが,その解釈で良いのか?住んでいる人は本当にそんな意識を持っているのか?ちょっと疑問に感じたりしました(こればかりは自分で経験しないといけない)。まぁでも素敵なことは結構書いてあったし,最後まで読んだ。
- 作者: 井上ひさし
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/03/01
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (8件) を見る