A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Hallmann, C.A., Foppen, R.P.B., van Turnhout, C.A.M., de Kroon, H. & Jongejans, E. (2014) Declines in insectivorous birds are associated with high neonicotinoid concentrations. Nature, advance online publication.

ネオニコの一種のイミダクロプリドが底生動物に影響して,昆虫食の鳥類の個体群増加率に影響してるみたいですねぇ,というお話。日本でも推進費絡みでもいくつか動かれているようですし,話題性のある内容ではあります。なんで,イミダクロプリドにしぼれんねん!というのが突っ込みどころです(著者も色々補足的な解析をされている感じですが,例えば他の農薬はどうやねん!とか個人的には思ってしまいます)。まぁ,イミダクロプリドの高いところで鳥類の増加率が低くなっているというのは間違いなさそうですが,因果関係の判断は相当難しいですね。。。