A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

小社会

小社会

1996年〜2006年の高知新聞の小社会*1をまとめたもの。あまり新聞を読んだ記憶はないのですが,小社会は短いし,好きでした。その短さや簡潔さとは裏腹に,読み切るのには少し時間がかかりました(一個一個のコラムが濃縮しているということ?)。

エアコンなどなかったころ,夏の宵はみんな家の外に出て,夕涼みをした。縁台は格好の怪談の舞台で,ケチ火も,ひだまも,そこらじゅう飛び回っていた。ほんの少し前まで,そんな時代があった(p261)。

ウィルの家に来て,夕食の後はまったりしているので,当たり前ながらあー日本もそういう時があったんだなぁと。こういうの憧れる。ちなみに実家に依然エアコンはないですが*2

*1:朝日新聞でいうと,天声人語

*2:扇風機はあります